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2019年度 2学期始業式 高校校長訓話

 おはようございます。
2学期が始まるにあたり1つだけ話をします。テーマは「心身にゆとりをもつ」ということです。

 J1、K1以外のみなさんは経験済みですが、2学期はとても忙しい。行事予定を見てみると、10月から定期考査、体育祭、模擬試験、芸術鑑賞会、研修旅行、定期考査と、次々と行事がやってきます。どれも大切なもので、きちんと取り組むことによって成果が得られますし、みなさんも大きく成長します。
 しかし、人は心身に余裕がない生活をしているとストレスが溜まってしまいます。そんなときに体育祭や研修旅行などの行事があると人当たりもきつくなり、人間関係も崩れやすくなります。そのような経験はありませんか。。

そこで今日の話のテーマをもう一度。「心身にゆとりをもつ」ということです。具体的にはPMTMをきちんと活用して、日々の生活の中で「余白の時間」をつくるということです。例えば本や資料集で全く余白がなかったらどうでしょう? とても圧迫感があり、息が詰まる感じがしませんか。そこに適度に余白が入ると窮屈な感じがなくなり落ち着きます。例えが上手くなかったかもしれませんが、日々の生活において「余白の時間」、「息抜きの時間」を意識してつくってください。心身にゆとりがあれば、お互いを認め合い、良好な人間関係を構築できるでしょう。もちろん学習にも落ち着いて取り組むことができ、忙しい2学期をきっと有意義に過ごすことができるでしょう。

 最後に高校3年生のみなさん。この夏は本当によく頑張りました。毎日毎日休みなく講座や自学に必死に取り組んでいるみなさんの姿勢は素晴らしかった。この秋頃からこの夏の成果が少しずつですが現れてくるでしょう。それをまた自信につなげてこの2学期も突き進んでください。

 それではこの2学期がみなさんにとって充実したものになることを祈っています。

2019年9月2日 高校校長 土屋 博文